お問い合わせ

映像制作マガジン

KIZUNA JAPANスタッフによる映像制作マガジン

2018年10月4日

アフターエフェクトが重いときに試すこと

AfterEffectsが重いとき

近年、一眼カメラの普及やハイスペックノートpcの登場によって、
映像制作は誰にでも手の届きやすい存在になりました。

しかし、アフターエフェクトのように、
3dやシュミレーションをゴリゴリ使うソフトは、
未だに強制終了してしまったり、もっさり動作になってしまったり
が頻発するようです。

そこで今回は、アフターエフェクトの速度を改善するために
できることをいくつか紹介したいと思います。

①割り当てるメモリを増やす
PCのスペックを表すものとして、CPU、メモリ、ハードディスク
は良く上げられます。
CPUが仕事をする人(脳)、メモリが机の広さ、ハードディスクが本棚に
例えられますね。
さて、「割り当てるメモリを増やす」とは、この机の広さをどれだけアフターエフェクトに割くか、
ということです。
編集→環境設定→メモリで「他のアプリケーションように確保するRAM」を操作。
少なければ少ないほど、アフターエフェクト使用時につかわれるRAMが増えていきます。

②ハードディスクの容量を空ける
アフターエフェクトはプレビューの度に仮のレンダリングをしています。
その仮レンダーファイルがハードディスクにガンガン溜まっているのです。
それを削除します。
デスクトップで、ウィンドウズ+Rすると検索ウィンドウが立ち上がるので、
そこに「%temp%」と入力します。
すると、エクスプローラ内のテンプファイル(仮レンダーのファイル)がすべて表示されるので、それをCtrl+Aで全選択、削除します。
これに関しては、推奨されている方法ではないので、自己責任でお願いします。
アフターエフェクトでは問題ないのですが、他のソフト上のテンプファイルも削除してしまいます。

③使っていないコンポジションを削除する
アフターエフェクトはファイル内のコンポジションの数でデータ量が大きく変化します。
特にイラストレーターで素材を描き、それをアフターエフェクトでアニメーションさせる方式をとられている方は、
読み込み段階で多くのコンポジションが発生します。読み込んでいる本物のデータは同時に読み込まれるファイルの方なので、
イラストレーターを読み込んだ時に現れるコンポジションはあくまで、位置を特定するものだと認識してください。
つまり、使わなくなったコンポジションデータはどんどん削除してしまって構いません。
一気に削除するなら、ファイル→依存関係がおすすめです。
使用していないコンポジションや、逆に残したいコンポジションに使用していないフッテージを削除できます。

いかがでしたでしょうか。
AEが遅い、重いと感じたら、ぜひ試してみてください。

以上、前澤でした。

  • Xでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEで送る

この記事を書いた人

前澤 嶺太

2017年入社 クリエイティブディレクター リーダー KIZUNA JAPANでは主にCGやグラフィックを担当。 動画大好きなYoutube中毒者。目指すはデジタル魔法使い!

よく読まれている関連記事

顔写真 ご相談無料
お気軽にお問い合わせください。
TEL : 03-6225-0652
TOPへ戻るボタン