本日はillustratorの書き出し方法について解説していきたいと思います。
ひとまず、チュートリアル用にさらっとイラストを描いてみます。
小学生の絵日記みたいですが、テスト用なので汗
イラストレーターでの書き出しというと、映像周りではあまり馴染みがありませんが、
WEBの業界や印刷の業界では非常によく使います。
別名保存→PDFはよくある手法ですが、それだとアートボードごと書き出されてしまうので、
今回はイラストレーターで描いたイラストの一部分をjpgやpngで書き出す方法をやってみましょう。
ファイル→書き出しから見ると3つ方法があります。
・スクリーン用に書き出し
・書き出し形式
・WEB用に書き出し(従来)
があるのが分かります。
それぞれどんな機能か見ていきましょう。
■スクリーン用に書き出し
ここでは、アートボードごとに書き出すか、アセットごとに書き出すかが選べます。
アートボードは見ての通り、紙面一帯をまとめて書き出す方法。
アセットとはパーツのことです。選択したパーツのみを別々に書き出すことができます。
アートボードを含めた全体が書き出されています。
■書き出し形式
ここでは、アートボード内をまとめて書き出すのですが、
何もない範囲は透明と見なされ、書き出す範囲から除外されます。
赤枠が書き出された範囲です。
■WEB用に書き出し(従来)
ここでは、アートボードが一つの画像として書き出されます。
が、この機能はすべての画像を書き出そうとすると非常に重くなってしまいますので、
のちに説明するスライス機能と合わせて使用します。
単にアートボードを書き出すだけであれば、スクリーン用に書き出しで良いです。
さて、ここで本題の一部分を書き出す方法ですが、
例えば、この画像の中のスイカだけを書き出したいとき。
スイカを選択して、オブジェクト→スライス→選択範囲から作成
これで、スイカだけの「スライス」が完成しました。
スライスとは、ここをカッターで切りますよというような切り取り線のイメージです。
スライスが完成したら、ファイル→WEB用に保存(従来)を選択します。
これで一部分のみをgifかjpgかpngで書き出すことができました。
いかがでしたでしょうか。
イラストレーターの画像書き出し。ぜひお試しください!