おはようございます。前澤です。
手書きの文字を表現するとき、アニメーションでは、違う手書きがコマ撮りのように連続して、ピクピク動くやり方がよく使われます。
こんな感じのものですね。
では、こちらの文字、作り方をご紹介いたします。
アフターエフェクトなら比較的簡単に作れます。
まず、テキストを打ちます。
手書き風など、少し崩れた感じの文字を選びたくなるところですが、
後々のエフェクトにかかわってくるため、フォントは少し細めのきれいな形をしたものがおすすめです。
ではこちらのテキストに、
エフェクト→タービュレントディスプレイス
をかけます。
ぐにゃりと曲がってしまうはずです。
これだとピクピク動いているように見えないので、
amountを15、sizeを20位の死諫めに設定します。複雑度は1.0のままでOK。
ここでランダムシードのストップウォッチをAltキーを押しながらクリック。
エクスプレッションが表示されるので、ランダムシードの回転を1秒に20°ずつ増やしてループさせるエクスプレッション。
time*20
を入力。
すると文字がぴくぴくと動き出しました。
これで完成です。
エクスプレッションの値を変更すればピクピクの速さを変更できますし、ループをかけているので、
コンポジションが表示されている間はずっと動き続けてくれます。
逆にランダムシードをキーフレームにすれば、逆再生やピクピクが止まる表現もできますね。
ぜひ試してみてください!