お疲れ様です!
皆さんご存知、あの安部でございます。
今回は珍しく、“映像”ではなく、“映像技法”についての回にしようと思います。
『ワンシーンワンカット』
ってご存知でしょうか。これ、実は以前にも触れているんです。
満島ひかりさんが歌っているMVと一緒にこちらから振り返ってみて下さい。
さて、ワンシーンワンカット。
どういうことかというと、もうその名の通り。
映像を、一つのシーンで、一回もカットを入れずに創ることを言います。
日本で言えばこの作品、凄いなぁと思いました。
三谷幸喜さんが監督をした『大空港2013』
これは、WOWOWで放送されたテレビドラマですが、
撮影は実際に松本空港。会場前の2時間で撮りきるという奇行で
制作されています。
何よりも凄いのは、キャスト含め、全スタッフの連係プレー。
映像っていうのは、ただ撮れば良いってものでもないのです。
録音もしなければならない。
照明も当てなければならない。
お芝居もしなければならない。
全部が出来ての映像ですから。
で、1時間以上それを、ミスなく見切れなく撮らなければならないのが
ワンシーンワンカットでございます。
もう、凄いです。
録音さんなんか、ビックリな所に隠れて音を録っているんです。
1時間撮っても、一か所でもケーブルが見えてたらアウトです。
いやぁ、大変大変。
一年半ほど前に、2時間にも及ぶソレの映画が海外で発表されました。
ビックリ。是非ご覧になってみてください。
さて、そんな技術の結晶のような映像を見て、エンジンをかけたなら、
今日も頑張りましょうか。
せーの、えいえいお-。