動画ディレクターの高瀬です。
映像制作会社の選び方 第3弾です。
自分がクライアントだったらという視点で
公開しております。
弊社をプレゼンするわけではございません(笑)。
第3弾は映像の見積書。
見積書の中身を確認した方がベターです。
〇ディレクション
→企画・構成などのプランニングと進行管理の人件費。
全体の予算感に対して、費用計上する制作会社が多いかと思います。
〇撮影
→カメラ撮影に使う費用。どの位の規模感で撮影するのか、何日かかるか、機材内容等。
機材、投下するスタッフ人員、期間等によって大きく変動。
〇編集
→撮影素材を専用ソフトで編集する費用。
どの位の素材をどの位の時間・期間をかけて作業するか。
〇CG
→特殊効果、グラフィック・アニメーション等
編集同様、工数ベース。
〇タレントアサイン
→ナレーター、タレント等のアサイン費用
レベル、知名度によって大きく変動。
掲載媒体の使用期間・使用形態等によっても大きく変動。
〇ロケーション費
→スタジオレンタル、美術等の費用
使用時間等によって変動。
〇MA
→最終的に音声、BGM等の音を全体的に合わせ調整する費用。
最近のWEB動画では、低予算の場合、
MA処理を編集ソフトで簡易的に行うケースも非常に多い。
この会社は撮影にウェイトが大きいとか、CGに力を入れてくれるとか、
タレントのブッキングに大きなウェイトがあるとか・・・。
どこに重点があるのか、作品・制作会社の意向によっても
大きく異なるので、全体金額の把握だけでなく、
見積書の中身を見比べると参考になると思います。
分からなければ、聞いてみることも大切ですし、
答えられないようであれば、
営業として把握していないということにもなります。
基本、モノを売っているわけではなく、人件費がベースのため、
完璧な正確性を持つ見積書は難しいのですが、
何の費用なのかという項目位は知っていた方がベターかと思います。